ポストコロナ(コロナの後)の社会はどうなるのか。誰もが気にしている所であろう。
- 景気はいつ回復するのか。
- 自分の会社は倒産しないだろうか。
- 自分は解雇されないだろうか。
誰もその不安に答えを与えてはくれないだろうが、はっきり言えることは「元には戻らない」ということである。いったん動き出したムーブメントは、もう止める事はできないからである。特にそれが正しい方向のムーブメントである限り......。
正しいムーブメントは元に戻らない
- 満員電車に乗って定時に出社する。 → テレワークで自宅から仕事をする。
- 事務所にいれば時間で給与が貰える。 → 働いた成果に対する対価を受け取る。
- 管理の為の管理職が高給を貰っている。→ 成果報酬なので自己管理。
- 定例会議の度に東京本社に出張する。 → 営業所、海外支店とはテレビ会議。
などなど、今の社会の動き(ムーブメント)は、誰がどう考えても正しい方向なのである。
1950年代に三種の神器と呼ばれたテレビ、洗濯機、冷蔵庫。
1960年代に3Cと呼ばれたカラーテレビ、クーラー、カー(自動車)。
これらを手放して元に戻ろうとする人がいないのと同じである。
テレビを手放してYouTubeに向かう世代はいるが、これは進化であり後戻りではない。
その他にも、我々の周囲を見渡すと、進化はすれど、後戻りする事は決してありえない物は無数にある。例えば、
- ガス、水道、電気などの公共インフラ
- 電話 → 携帯 → スマホと進化した通信手段
- 電車、新幹線、飛行機などの移動手段
- 選挙権の拡大(男性 → 女性、25歳 → 20歳 → 18歳)
- 休日(日曜だけ → 半ドン → 週休2日)
よって、コロナが収束(そして終息)しても、このムーブメントは完全には元に戻らないのである。
あの古き良き時代......(満員電車に揺られ、定時に出社し、自分の席に座り、コーヒーを飲みながらメールチェック、稟議書にハンコを押し、会議に出席し、時々支店や営業所に出張し、上司の機嫌を取っていれば、毎月給与が貰える)...... そんな時代はもう2度と戻って来ない、いや、戻って来てはいけないのである。
(もし戻って来たら、日本列島がガラパゴス諸島になってしまう。)
そう、これは進化の過程であり、そして国際社会は確実に動き出しているのだから、我々も積極的に、日本社会をその方向に動かさなくてはならないのである。
そして、その新たな時代を生き抜く為には、自分自身が変わらなくてはならないのである。
「副業」のススメ
結論から言うと、サラリーマンは直ちに副業を始めるべきである。
そして、いつでも自営を始められる様に準備をしておく必要がある。
なぜ? それを以下に解説する。
経営者はどう考えているのか
日本電産の永守社長は、4月20日付の日経新聞の紙面で次の様に語っている。
- Cash is king. 先が見えるまで安易な投資はしない。
- コロナは去っても世界不況はとどまる。
- テレワークをどんどん取り入れる劇的な変化が起きる。
- 利益を追求するだけでなく、自然と共存する考え方に変えるべき。
- 収益が一時的に落ちても、社員が幸せを感じる働きやすい会社にする。
それまで利益至上主義的な発言が際立っていた永守社長の口から発せられたとは思えない言葉が並んでいる。
テレワークは進みそうだ。彼は「劇的な変化」と表現して、「おれは大きく変革するぞ!」と、のろしを上げている。
お金に関しては、“Cash is king.”(お金が王様)と、少し和らげた表現をしているが、籠城戦が長期に続く事を覚悟し、兵糧を少しでも多く蓄えておこうとする心理が読み取れる。この言葉を裏返すと「無駄飯食わしている余裕はない」とも読める。
「利益を追求するだけでなく、自然と共存する考え方に変えるべき。」この言葉にも微妙な心境を感じる。紙面では穏やかに表現しているが、新たな雇用形態を考え始めているのかもしれない。
また、「収益は一時的に落ちても」という言葉は、彼が「面舵いっぱい」に切ろうとしている、その舵の重さを如実に物語っている。
日本電産という大手企業でさえ、この様な危機意識を持って望んでいる。中小企業ならば現実は更に厳しい事だろう。いつまでもその会社に居られる保証はない。
一般従業員の声は......
では次に、一般の従業員はどう考えているのだろうか。ネットで「ポストコロナ」と検索し、ヒットしたブログから次の様な声を見つけた。一般従業員側も、既にそのムーブメントは感じ取っている様である。
- 事務所に長時間滞在することで評価を期待する「社畜」に甘んじていては生きていけない。
社畜とは、会社から月給(サラリー)を貰っているサラリーマンを、家畜が毎日餌を与えられている様になぞらえて、皮肉を込めて読んでいる愛称である。
ならば、「社畜に甘んじない」という事は、畜舎を飛び出し、柵を超えて、野生で生きるという事であり、延いては「自営の道を歩む」ことを意味する。
この筆者がどこまで強い決意を持って書いているかはわからないが、ひょっとして、畜舎に居ながらにして「社畜には甘んじない」方法を探ろうとしているのであろうか。そんなハイブリッド(いいとこ取り)な手段があるのだろうか? それはどんな方法? やはり副業?
一般従業員の声をもう一つ
- 時間給的な働き方から脱却し、働いた成果に対する対価を得る時代になる。
いかにも優等生な発言である。
この記事を書いた人は、正社員として会社に残るか、会社を辞めてフリーランスとして再契約して働く事を想定しているのであろう。
後者を意図しているならば「フリーランスとして生きる時代になる」と書くであろうから、おそらく前者を意図していると思われる。
が、果たして、このように、心(理想)が自分の体(現実)から分離した「幽体離脱」のようなふわふわした状態で、会社を満足させる「成果」を出し、そこから自分が満足する「対価」を得ることができるのであろうか。
成果に対する対価を得る道を真剣に目指すならば、時間給の世界に放置している体(現実)を心(理想)の側に呼び寄せて、心技体を一致させる必要がある。剣道の世界では「気剣体の一致」といい、これがそろわないと有効打としては認められない。
つまり心技体(気剣体)が一致していなければ、幾ら一生懸命に竹刀を振っても、決して「1本」は貰えないのである。
独立する前に副業
私は52歳の男性。6年前に、ある日本企業のドイツ法人の現地責任者をしていた時に社長と喧嘩をし、会社を飛び出してドイツで起業。今は米国と日本にも拠点を構えて仕事をしている。まだまだ順風満帆とはいかないが、スタッフや周囲の方々に支えられてここまで来ている。
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会社辞めちゃおうかな 社畜から抜け出したいな 起業の時代だろ、いっちょやったるか こんな風に感じているあなたへ 絶対に、やけになったり、いやになったりして、裸で会社を飛び出さないで欲しい。 これは、過 ...
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しかし、いきなり会社を飛び出して起業する事は、やはりオススメできない。私の場合は、社長と喧嘩してしまったので辞めざるを得なかったが、賢者は着々と準備を進め、来たる時に備えるべきである。
それが副業である。
ではどんな副業をすれば良いか、副業を行う際の注意点は、次回以降に順次ご紹介して行きます。
まとめ
- コロナで動き出したムーブメントは元には戻らない。
- ポストコロナは長期戦が予想される。
- 来たるべき時にすぐに動ける様に、副業を始めておく事が重要。
- 次回、オススメの副業や、副業の注意点をご紹介。
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